ポルシェのエンジン基本調整 ~AUTOSTOP~

普通の方はあまり見る事が無い排気ガステスター。
こんな物を使いながら今回はエンジンの基本調整です。

上写真の数値は1988yモデル ポルシェ911カレラの物です。

(O2センサーはカットしての数値を読み取ります。)

写真ではデジタルがチカチカしてうまく写りませんでしたが

CO(一酸化炭素)が0.35%・HC(炭化水素)が約180~200

ppm位出てます。

こんな感じで触媒より前で測定します。

(当然マフラー出口で測ったりすると触媒を通ってしまい

正確な数値が読めませんので・・・)

元々の数値もそれほど悪い物ではなかったのですが若干COが

薄めだったので0.8%弱まで調整しました。

そんなことをするとHCも反応して逆に下がってきます。固体差も

当然ありますが今回は約150ppm位まで下がりました。

ホントは100を切りたいのですがまぁ合格点ですね合格

その調整とはこのようにエアフローメーターをいじくります。

さすがに最近はいじくっても今一つ反応しない固体も多いです

がこの88yカレラはわりと気持ちよく反応してくれました。

調整が終わりましたらカットしておいたO2センサーを戻して終了です。

お次はアイドリング調整。

上写真の赤く塗ってある丸いリレーみたいな物を差しコントロ

ーラーの作動をカットさせての調整です。

こうしないと当然ですがいくらいじってもアイドルコントローラー

が補正しちゃいますからね。。。

調整前の数値。

980rpmはちょっと高すぎです。

調整はスロットルバルブら辺の調整ネジを廻して合わせていきます。

で、880rpmに調整。

最後に差し込んである赤いやつを忘れずに外して終了です。

注: これを外し忘れるとエライ事になるので赤く目立つように

ペイントしてたりもするんです。。。

これで3.2カレラのエンジン基本調整は終了です。

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