空冷ポルシェオーナーを目指す方必見 ポルシェ964TIP後期モデル オーナー募集中 事前納車整備 パート13

 

シリンダーヘッドを取り付けましたのでカムハウジングを取り付けていきます。この部分は液体ガスケットで取り付けますので慎重に作業します。
 左の写真、オイルリターンチューブ取り付けた状態です。
 真ん中の写真、カムハウジングです。この部分に液体ガスケットを塗りシリンダーヘッドと取り付けをします。
 右の写真、カムハウジングを取り付けた状態です。この作業を左右していきます。

パート14に続きます。

メカニック 藤本

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ポルシェ993カレラM/T 事前納車整備 試運転 オーナー募集中

 

現在オーナーを募集している95年タイプ993カレラ 数少ない6MT車の事前の納車整備が80%以上終わりました。
内容はおおまかに言うと クレヨンの基準 エンジン本体のオイル漏れがありました場所はスルーボルトのオーリングです。
そのため、エンジンを降ろしピストンシリンダーを抜き取るところまで分解整理しました。
これらの整備内容を下記のトラックバックをクリックして頂くとどのような整備をしたかが写真でわかりやすくなっています。

いよいよ完成間近というところでクレヨンスタッフからキーを手渡されて、私の試運転に入ります。

タイプ993は私は新車で当時95年TIP96年カレラ4Sと二台乗りついでいたことがあります。
そのため新車の感触が体に染みついています。

まず試運転に入るためにエンジンをかけ、2,3分ほど暖気運転をします。
そして私が推進しているナジマシ運転 油温が規定まで達するまでは回転をあげずにブレーキ、エンジンミッションなどを適度に温め、ナジマシてから本格的にアクセルを踏み走るようにしています。

この時点でなにか問題があればわかるので、みなさんもナジマシ運転を心がけてください
長く上手く乗る秘訣ですよ

ナジマシ運転も終わり、いよいよ本格的に今回組みあがったエンジンのフィーリングです。。
95年モデルなので、バリオカムの吸気はついていません。
その為、実は低速でのアクセルのツキはバリオカムに比べると反応が良く、一般道路ではある意味この吸気システムは個人的には気持ちがいいです

特に今回はメカニック藤本がヘッド周りに力を注ぎ(メカニック藤本 ヘッドフェチ)
新車の慣れたエンジンの雰囲気のあるアクセルのツキ、トルク感がでている感じがして
かなり、良いエンジンになりました。

この993は当時のオーダーポルシェとうかがえる装備が施されています。
それは純正のスポーツシャーシが組み込まれているからです。
また、デフレンシャル(LSD)も装着され、左右シートヒーターなどもつけられていて
ミッション車としてとても楽しめる装備を付けられているため、今回の私の試運転でも
その部分が大きく影響して高速でのアクセルの入れ方で車の安定がします。

また、コーナーでの立ち上がりも確実にリアタイヤがグリップしてくれるので
大げさに言うと直角にまがるような車です。
スペシャルシャーシが入っているため若干車高も低いので高速の安定性もすばらしいです。
964と比べるとやはりリアがマルチリンク+トレーディングアームが装着されている993は乗り味もかなり良く
足の動きは964の1.5倍くらい動きます。

その為、コーナーでリヤが出そうなときはアクセルをすこし入れてやると
機械式のPSMのような車体の動きをします。
964は横に力が横に逃げてリヤが流れ出します
993からはしっかりと縦にかかります。

久しぶりに993MT RRを試運転しましたが(意外と無い車種なので)
普段74カレラ(レーシングカーもどき)をサーキットでドライブしていますが
足の動き、駆動の縦にかかるところ、全て 当たり前ですが私の74カレラと比べ物にならないくらいに良い走りをします。
是非空冷最終モデルのタイプ993RRでバリオカムなしの前期モデル、純正スペシャルシャーシ、LSD付きの山間を駆け抜けると胸がわくわくする一台 是非オーナーになってみませんか?

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失敗しない空冷ポルシェ選び

空冷ポルシェ、色々な情報が飛び回っている今の時代

実際に空冷ポルシェに乗るには個人のブログ、ショップのブログ、ツイッターなど本当の事と解らない事が多く存在します。

そこで私が30数年空冷ポルシェと付き合ってきて思っている事をここで少しでもわかっていただければありがたいと思います。

まず個体 これが大事です。 空冷ポルシェはワインと同じです。

製造された年式、モデルにより美味しいときとそうでない時があります。・・・その辺を細かく書きたいのですが、これを書くと世の中に大問題が起きるので控えます。

クレヨンで預かっているモデルはある程度美味しいモデルと思ってください。

次に輸入経路ですが、これまた正規物、新車並行、中古並行など色々と存在しますが、この辺の事は後日報告します。

次に整備

一般的に売られている空冷ポルシェはほとんどが前オーナーが乗っていたまんまの状態、もしくは業者用のオークションなどで仕入れた状態を簡単に整備したものを、ほとんどのショップで販売されています。

その中にはオイルが漏れ、正常に作動しないスイッチ、機関なども含まれています。

これらを見分けて判断して購入してからエンジンを分解したり、外装で気に入らないところを塗装したり、自分の思うポルシェに仕上げるには最低50万~数百万円かかるのが普通です。

そこでクレヨンでは、私が初めてポルシェと出会った時にすぐに故障があり(整備されていなかったのであたりまえです。) 修理をすることになり、修理代が払えなくなり、泣く泣く手放した経験から現在の販売方法・・・私が乗っても良いと思うポルシェにリフレッシュしてお渡しすることにしています。

そこで、少しでも心配のない空冷ポルシェを選んでいただくために、下記の 過去の整備サイト のリンクをクリックしていただくと色々な空冷ポルシェの整備サイトに次々とつながり来ていただけるように、なっていますので是非ともこれから空冷ポルシェオーナーを目指されている方は、一度見て見てください。

クレヨンでは一台一台手間暇おしまず、クレヨンスタッフが毎日リフレッシュ作業にはげんでいます。

このお盆休み、是非とも一度考えてみてはいかがですか?

買ったけど、私みたいに修理代ですぐに手放すことにならないように・・・

過去の整備サイト

写真に写っている物は92年のクレヨンの事前納車整備状況です。

エンジン分解整備でも色々なやりかたがあります。

ポルシェも熱中症に注意

 

クレヨンには車検整備 展示車両など沢山のクレヨンポルシェがあります
ある意味雨より怖いのが この気温です
特に今年は異常な温度です そのためポルシェも熱中症にかからないように
対策をしています 
ポルシェの熱中症とは 室温があがり ダッシュボードのひび割れ
各部内装の内張りはがれ 室内電装品の故障などかせあります
左の写真 
これはクレヨンの代車のアストラクーペです 朝10時本日の
ダッシュボードの気温82.5です おそらく100度近くの温度になると
予想されます......この室内気温に空冷ポルシェ軍団は耐えられるのは難しいと思います  経年劣化が進んでいる貴方の大切なポルシェたち
最高のボンド類なとで止められた内張りも耐えられますかね 14年以上けいかしたポルシェたちにはよくないと私は思います
そこで クレヨンでは屋根のある所に当然おいてありますが 夏場の日差しを遮るために 前後逆にポルシェを並べ右の写真 左右の窓ガラスを少しだけ開けて風を通るようにします 日陰に入れて窓を開けて風を通すと
室内の気温は 外気温度と変わりません  
皆さんの大切なポルシェ 熱中症対策してくださいね
あとは 突然の雨には注意ですよ

保証の追加 タイプ964 993 ステアリングラック

 

クレヨンポルシェは基本オイル漏れの無い状態に整備してお渡ししています
(一部のポルシェを除く)
自動車を動かすにあたり 色々な油圧回路が存在します 
その中でも 最近クレヨンで昨年に比べて増えているオイル漏れがあります
それがステアリングラックです
もともとクレヨン整備保証は電気回りのみ 納車日から三か月です
(クレヨンポルシェ私の乗りたい物に仕上げる事です)
クレヨンスタッフが納車整備の時にエンジン意外の整備も行っています
特に写真のステアリングラックもカバーを外し確認作業は絶対に行います
しかし この部分は電球が切れるのと同じでいきなり オイル漏れを起こします 
そのため納車してから 直ぐに漏れる事もあります
その為 クレヨンでは新たに このステアリングラックの箇所に限り
電気回り同じ扱いで三か月の保証内容に追加します この保証は三か月さかのぼり保証対象にいたします 
(今年の三月以降の納車クレヨンポルシェタイプ964 993適用です)  
この修理は内容は 
ポルシェセンターではリビルト(本国リビルト)と交換になります
部品代込修理内容は45万円?前後と言われています

クレヨンの対応 
同じくリビルトと交換ですが日本でのリビルト品と交換です 
(保証で治す時には クレヨンの工場が基本です 遠方の方は陸送費別当) 
空冷ポルシェも1997年を最後に すでに最終物でも14年経過しています 色々なところが経年劣化が進んでいます 
でも安心してください 空冷ポルシェは個体が確り作られているので 部品の交換と日時用メンテをしていけば 永く乗れます
年々部品の価格が高騰していますが それも仕方がありません他のメーカーに比べると高くても 製造してくれているのですから それはそれでありがたい事です  
他のメーカーならお金を出しても無いのですから....(笑)
左の写真 
そとからの発見フロントのアンダーカバーからオイルが漏れ
ポルシェを止めているガレージのフロント側にオイル漏れを発見したら
ステアリングラックのオイル漏れの可能性大です 
真中の写真
ステアリングラックのブーツのところにオイルがたまっています
明らかに オーリングが切れて外に漏れています
右の写真 
これがステアリングラックの全体です

このオイル漏れは 走行距離など関係なく起こりますので
たちの悪い所です 
今回のオイル漏れを起こした物は97年カレラ4S 走行3.1万キロです

クレヨンポルシェ出来るだけ 計画を持って乗り続けてもらえる事を
心かせけています
私が 一番最初にポルシェ買って直ぐに壊れて(今から考えると 壊れていた物を買って 現在の空冷ポルシェ中古車事情とおなじ 古いから ポルシェはこんなものだから...の言葉に?)ポルシェのローンを払い 修理代のローンを払い 支払いが出来ず手放した経験から 現在のクレヨンポルシェのは販売方法になりました 一生懸命働いた大人のご褒美も 修理 修理に明け暮れて手放さないように 計画を持って乗れるような販売方法です

ジモティー滋賀サイト及びK-NETサイトを御覧の方は下記アドレスより
クレヨンホームページのサイトからニュースを御覧ください。
他の記事も読む事ができます。

http://www.crayon911.co.jp/

ポルシェ964ターボ グランプリホワイト 事前納車整備98%完成しました ※ゴールデンウィーク3~5日休みます

オーナーの決まっていたポルシェの納車整備やクレヨンポルシェの車検整備などで少し構ってやれなかった3.3ターボです。残り2%はオーナーが決まった時にエンジンオイル交換、ブレーキエア抜きなどで100%完成となります。

ようやく時間がとれ、今一つ調子が出なくてクレヨンポルシェの基本『私の乗りたいポルシェ』ではなかったので、最終的にはすこし高価な部品に交換しました…それが右の写真…

フューエルデスを交換して最終調整を終え、98%事前納車整備完成しました。

担当したメカニック藤本 この3.3ターボには泣かされて苦労していましたが、私に満足のいく車に仕上げられ、大喜びで報告です。

手のかかる子ほどかわいい・・・それと同じような気持ちで、今回ばかりは洗車は自分でして綺麗な状態でショールームに戻すことにしました。

結果 この車の試運転で藤本と私を含めて1000キロ近く走りこんだことは、クレヨンスタッフみんないい経験ができたと思います。

なお、ゴールデンウィークは5月3~5日までお休みをいただきます。
ご了承ください。

ジモティー滋賀サイト及びK-NETサイトを御覧の方は下記アドレスより
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930カレラ シルバー 試運転

最近、試運転の記事が無いと言われて、試運転していないののですか?と聞かれたのです・・・

すいません 試運転はしているのですが、ばたばたと忙しく(いいわけ)ブログ更新の手を抜いていました・・・

今回88年カレラ 整備が終わってからの整備運転です。

一般の高速道を走った私の感想です。
ミッションはG50なので、私の915ミッションと異なりくせがなく、スムーズに入ります。
でも、クレヨン推進と言うよりは日本中の空冷ポルシェオーナーにお伝え4したいのはなじまし運転です。かならずポルシェを走らせるには行ってください。
(内容:エンジンをあたためる、ミッションを温める、ブレーキを温める、タイヤの真円率を高める)

このタイヤの真円率が問題です。
特に普段乗られないポルシェはタイヤがかまぼこ状になっています
そのため、乗り始め約20分くらいは(とくにトーションバーなどの車は吸収率がコイルオーバーなどと異なり、微妙なハンドルのブレ、違和感などがでることがありますので特に)なじまし運転が必要とされます

今回の930はタイヤをヨコハマアドバンスポーツの新品をオーダー頂いたため、とくにこのナジマシ運転が必要だと思います。

足回り、トーションバーの930の乗り味、動きは決してよくないのですが独特の粘りがある走り 良い感じで大きな高速コーナーをしっかりと回っていきます。

ワインディングでは少し初期の入りがに独特のクセがありますが、これも味のうち…良い雰囲気に仕上がっています。

ブレーキ 初めて乗られた方はブレーキサーボが独特なので初期のペダルタッチが効かなくなると思いますが、じぶんの足の力に合わせて効いていく感じが、私はとても大好きです。良い感じのブレーキです。

エンジン 3.2Lジェトロ トルクフルな感じでとても良い雰囲気を持っています。
特に今回はエンジン調整を念入りに行ったため(いつも念入りにしています)低速からのアクセルのツキも私好みに仕上がっています。

あとはクレヨンお勧めのWコーティングをオプションで頂いたので、施工して完成となります。

クレヨンポルシェオーナー ご迷惑をおかけします。

 

3月、4月とクレヨンポルシェオーナーの車検及び一般メンテ、ボディのセカンドコーティングなどたくさんのお仕事を頂きありがとうございます。

スタッフみんな力を合せてやっていますが、納期が遅れて申し訳ございません。
みなさんの優しさに甘えて、本当にすいません。

写真は今日のクレヨンの様子です。
番頭伊藤は964の検査と足回りの見直し、そしてシグナルグリーンの事前納車整備、これは完成しています。
あとは私の試運転と微調整です。(85%完成しました)

真中の写真 カイエンGTS 新車で販売して、2年乗られました。
バサラドブラックの外装色なので、セカンドコーティングで入庫しています。
村田が目をこらしながらやっていますのでよろしく。

右の写真 メカニック藤本です。
今日は930の完成整備、そして964のエンジン不調に取り掛かっています。
写真には写っていませんが、私の左腕安岡は検査・修理で預かった車の掃除をかねての最終チェックをしています。
私は私でみんなのクレヨンの言い訳をニュースサイトに書いています(笑)