ポルシェ964ゲンバラ 修理色々!!

以前からバックギアに入りにくい症状があり、とうとうバックに入らなくなりご入庫です。

その他の修理も一緒にということでブロアモーター、レジスター、リレーの交換もさせて頂きました!

まずはこちら。ブーツをめくってみるとリンケージブッシュが粉と化していました。

ここにはまるブッシュです!

純正ではブッシュのみの対応はないのでリンケージごとの交換になります。

高額なのでこのような社外部品があると本当に助かりますね!

964は930のようなシビアな調整がいらないので比較的楽です。

G50ミッションのシフトフィールが戻りました!

お次はエアコンブロアモーターの交換です

まずは左側!

新品は綺麗です!

そして右側!こちらは交換後の写真です!

どちらもシャフトにガタがありました。

そしてエアコンコンデンサーのレジスター交換です!

左のフェンダー内に付いてます!

症状としてはコンデンサーファンが回って、止まってを繰り返す感じです。

劣化してますね。

取付完了!かなり狭いところで苦労します(-_-;)

症状もなくなりエアコンもばっちり効きます!

ダブルリレーもセットで交換しました!

しかしこの車カッコいい!!

車の写真撮り忘れました( ノД`)シクシク…

 

 

 

ポルシェ964 デスビベルト交換

エンジン不調でレッカー搬入された964カレラ2

アイドリングでパンパンとバックファイヤーを起こし

インマニも抜けていました!

原因はデスビのベルト切れです!

デスビを外して分解しました。

切れたベルトと新品ベルトです!

組み上げて抜けたインマニも戻し、無事にエンジン始動できました!

純正ではベルトのみの部品は出ず、デスビASSY対応なのでかなり高額になります。

こういう時に社外部品のありがたみが身に沁みますね。

 

ポルシェ930 オルタネーター交換

走行中にエンジン停止、その後セルモーター回らず という症状で

930が入庫しました!

バッテリーが放電状態です。

チャージランプは点灯していなかったというお客様!

とりあえずエンジンをかけて充電電圧を調べると11.5V~12V

オルタネーター交換です。

ベルトとプーリーを外していきます

ファンを外して~

ファンハウジングごとオルタネーターを外します。

外れた図です

オーバーホール済みのオルタネーターに交換して組付けです!

充電電圧は14Vと良好です!

これで安心してお乗り頂けますね!

ポルシェ996エキスパンションタンク交換

恒例のタンク交換です!

少しずつですが冷却水が減っていくという症状です

かすかにクーラントの匂いがします

それほど黄ばんでないので劣化してないような感じですが

新品と並べてみると結構黄色いな(^^;

外れた図です

毎度毎度苦労します

数か所のクラックがありました

取り付け後、クーラントのエアー抜きをして終了です!

 

ポルシェ930 キャリパー塗装、ウインカースイッチ交換

930のキャリパー塗装のご依頼です!

この930にはフロントに964用が装着されています

施工後です!

リアも塗ったのですが写真撮り忘れ(^^;

そして、ウインカースイッチの交換です

症状はウインカーは問題なく作動しますが、ハイビーム、ロービームの切り替えがよろしくない状態です

この時代のスイッチは左右独立で部品が出るのでありがたいですね!

でも交換は結構面倒です

ちょっとピンボケですがダッシュボード下から覗いた図です

ばらした写真も撮り忘れ(^^; 最近忘れっぽいな

ステアリング外してコラムカバー外して

完成です!

ハイ ロー切り替えばっちりです!!

ポルシェ997エキスパンションタンク交換

997カレラSの冷却水漏れ修理のご依頼です。

高速走行後、駐車場にお漏らしの跡があり

冷却水の量を見ると明らかに減っています。

 

997の前期モデルは基本的に996と同じです。

タンクの劣化はそれほど激しくないのですが・・・

奥をよ~~くのぞいてみると

なんか流れた跡見えます!

とりあえずタンクを外してみることにしました!

やはりクラックが入ってました(^^;

これまでに996を数台修理しましたがここにクラックが入っていたのは

初めてです。

この作業、何度やってもタンクを外すのに苦労します。

こんなに割れるならもう少し外しやすくしといてくれ~~

並べてみるとやっぱりかなり黄ばんでますね(^^;

装着完了!

装着は意外と楽に入ります(^^)

エアー抜きをして作業完了です!

 

ポルシェ997 ダイレクトコイル、プラグ交換

ポルシェ997アイドリング不調で入庫です!

チェックランプ点灯で診断機にて2番シリンダーのミスファイヤー

また、複数シリンダーのミスファイヤーのログが残っておりましたので

全てのシリンダーのコイルとプラグを交換することに致しました!

カバーを外して下から見た図です!

狭そうに見えますが何とか普通に作業ができます(^^;

一番を外して二番を外して・・・

あれ!? なんだこりゃ!

とりあえず全部外してみました。

二番、三番のコイルが頭だけ取れて

プラグホールに残ってしましました(^^;

よく見てみると二番三番だけ部品番号なしの怪しいコイル

粗悪品です(^^;

クラック入ってますね

プラグホールに残った部分を取るのに

マフラー外したりでかなり苦労しました

何とか取れたのがこれです!

これひどいです!

中でボロボロ(^^;

安いからといって交換すると後でひどい目に・・・

左が新品です!

部品が変わり形も少し違いますので

取り付けボルトも長い物に交換して取り付けします。

プラグも交換しました!

イリジュウム入れたのですが写真撮り忘れましたm(–)m

交換後はエラーコードを消去して終了です。

今回の件でコイルは純正、もしくはOEM品じゃないと!と痛感しました!

ポルシェ996 セルモーター交換

セルモーターからの異音で修理のご依頼です。

エンジンを掛けようとキーをひねるとギ~ッという音がして

エンジンがかかりません

原因はセルモーターのギアの突出不良です。

セルモーターはオルタネーターの奥にあります

後期モデルはエアーポンプ等が付いているので

アクセスしずらいですね!

新品に交換です!

この車両20万キロ走破しているので致し方ないかなと思います。

バッチリ掛かりも良くなりました!

 

ポルシェ964オドメーターギア交換

気付いたらオドメーターが動いてない!

空冷の時代はオドメーターが昔ながらのドラム式なので

こんなことが起こります。

犯人はこれです!

直径5mmほどのギアです

左側のギアが一歯欠けているのがお分かりいただけると思います。

20年以上経っているので経年変化してかけてしまうのでしょうね

交換は結構大変ですが無事に走行距離を刻むようになりました!

ポルシェ964ブロワーモーター交換

964で室内から鈴虫のような音がするというお客様。

こんな真冬に鈴虫!? 

964ではよくある事例でブロワーモーターのベアリングの寿命で音が出てきます。

交換すれば直るのですがこのモーターがかなり高額です(^^;

だからといって無理にそのまま使っていると出火したりすることもあるので

交換をお勧めします!

今回音が出ていたのは左側でしたが左右交換しました!

モーターはこの黒いパネルの奥にあります

いろいろなパーツを外さなくてはアクセスできないので少し大変(^^;

居ました!

新品は綺麗ですね!

取り付け完了!

右側です

こちらは黒いファンなので差がないですね!

この部品は左右でモーターの回転方向が違います。

間違えないように色を変えてあるのだと思います。

交換後は季節外れの鈴虫もいなくなりました(^^)