ポルシェ930ターボ オイル漏れ修理

こんにちはアルファオートメカニックです。

今回の作業は「ポルシェ930ターボ」のオイル漏れ修理です。

 

 

ヘッドボルトの微妙な緩みからシリンダーが振れてしまいガスケットが変形し、

オイル漏れを起こしてしまったという事象です。

通常はシリンダーヘッドとシリンダーの隙間が爆発圧縮漏れを起こしますが、

今回のようなベースガスケットに影響が出るのは、めずらしい不具合でした。

 

 

左が変形した使用済ガスケット、右が正常なガスケット。

微妙に楕円になってしまっているのがわかりますかね。

 

エンジンO/H後は3,000Kmで

バルブクリアランス調整とヘッドボルトの増し締めが基本になっていますが

改めて必要性を感じた事象でした。

みなさんも参考になさってくださいね!

 

ポルシェ930エンジンオーバーホールから整備までアルファオートメカニックにお任せください。

ポルシェ専門店 アルファオートメカニック
〒344-0042 埼玉県春日部市増戸257-1
tel: TEL:048-754-5001
営業時間/AM9:00~PM6:00 定休日/水曜日、第2・第4・日曜日

ポルシェ930 エアハウジング割れ修理・車検整備

こんにちはアルファオートメカニックです。

 

 

販売を予定しておりましたこちらのポルシェ930SC、

弊社のお客様に早くも売約をいただきました、いつもありがとうございます。

オイル漏れなどもあったため作業しやすいようにエンジンを下ろして隅々までチェック。

 

 

 

Kジェトロ定番のエアハウジング割れも。

対策として、開閉弁付のハウジングに変更、

 

 

これで中で爆発を起こしても圧を逃がせるので安心ですね。

車検整備を施しご納車させていただきます!

 

ポルシェ930の車検・点検、整備もアルファオートメカニックにお任せください。

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ポルシェ911E エンジンオーバーホール(続き)

こんにちはアルファーオートメカニックです。

前回ご紹介していたとても希少なメカポン・スポルトマチックのナローの作業です。

エンジンを空けて見ると、

1気筒のバルブは歪み、バルブガイドは花咲状態になっていました

 

バルブの歪み↓

 

こちらが花が咲いた状態のバルブガイド↓

 

 

こちらが正常な形状↓

 

 

通常レブッた場合のバルブは、ヘッドからぐにゃっと曲がっているのがほとんどで、

この車両はおそらくそのまま走り続けたことで

ピストンとバルブガイドに押されながら曲がりから歪みへと変形していったのだと思われます。

ゆがんだバルブを抑えるバルブガイドも口が開いて亀裂が入り、

いわゆる「花が咲く」という状態になっていました。

 

1気筒動かなくなっている状態では生ガスが出てしまうため

最悪の場合燃えてしまうこともありますので大変危険です。

エンジンの不調と合わせガソリン臭いな~

なんて場合は、すぐに整備工場へ!

お気軽にご相談ください!

 

 

ポルシェの車検・点検・整備はアルファオートにお任せください。

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ポルシェ911S クラッチレリーズ交換修理

こんにちはアルファオートメカニックです。

 

 

本日もアルファオートにはたくさんの空冷ポルシェが入庫しております!

いつもご利用ありがとうございます♪

 

今回は75y ポルシェ911S改!の作業をご紹介します。

 

「クラッチが切れなくなってきた」

と申告で、まずはワイヤー調整で対応したところ

「また、切れなくなってきた」

とのこと。

ならば内部の損傷であろうと、お客様のもとへ車を引き取りに急行。

早速ミッションを下ろし(エンジンも)、内部を確認したところ写真の通り。

 

 

クラッチレリーズフォークが折れていました。

強化クラッチを装着しているとはいえ、年式から見て経年劣化によるものと考えられますね。

 

以前にもご紹介したことのあるこちらの車、

希少なRSRエンジンフードにお客様お気に入りのエアファンネル!

 

 

 

とてもかっこ良いエンジンです!!

 

 

部品入荷を待って取り付け作業にかかります!

もう少しお待ちくださいね。

 

ポルシェのミッション修理もアルファオートにお任せください。

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ポルシェ993オーディオ修理

 

 

こんにちはアルファオートメカニックです!

今回の作業は、ポルシェ993オーディオ修理。

リアのスピーカーから音が出ないという症状により入庫いただきました。

 

 

原因はこいつ↑

大容量のアンプですね。

助手席下に収納されておりましたがシートに干渉して取り付けられてます。

 

 

配線関係も煩雑。

素人仕事に近いため一からやり直しが必要です。

オーディオのインストールや交換などは、

理解あるショップでの作業をお勧めします!

もちろんアルファオートメカニックにご相談を!^^

 

 

現在の作業待ちのお車、納車待ちのお車たちで↓

 

濃い目のポルシェ達がそろっていたので!

記念にパチリ^^

 

 

 

 

ポルシェ930ターボ、ハブベアリング交換のお話

こんにちはアルファオートメカニックです。

今回はポルシェ930ターボのベアリング交換のお話。

 

 

左側のベアリングのレース部のガタの為ガイディングアームの交換が必要に。

使用済ガイディングアームのベアリングが収まる部分(左側)↓

 

使用したベアリング↓

 

そして交換後↓

 

ついでにということで

右側も併せてベアリング交換、ガイディングアームを新調しよう!

とお客様からのご依頼のもと、

ドイツ本国に早速部品を発注、待つこと一月、

ようやく部品が届き取り付けようとしたところ・・・

アームのガイドの寸法が合わない。

そもそも930ターボのベアリング交換は個体差があるのでしょうね、

現車合わせでベアリングのカラー調整をする必要がありますが、

ガイディングアーム側の寸法違いって・・・、明らかに不良品です。

※ちなみに左側は良品!、問題ありませんでした。

 

ということで、右側だけ返品し再発注をかけ待つこと一月(苦笑)

早速取り付けに。

が、また合わない。

新たな部品を送ってもらったのにもかかわらずこちらのガイディングアームも寸法違い。

現地スタッフに掛け合い、よく説明した後、返品して8ヶ月何度も問合せしたのに全く進展が無く

しびれを切らしたお客様が国内ポルシェセンターに直接部品を発注することに。

そして届いた部品を確認したとことろ、

やっぱり寸法が合わない。。。

そして驚いたことに一度取り付けた跡が見られる。

おそらくですが、当社で発注し返品を繰り返した部品がそのまま送られてきたようです(泣)

こんなことは初めてでした。

おそらく、ガイディングアームの右側だけは本国の在庫分全てサイズ違いの不良品なのでしょう、

作り手が気づいてくれないことにはこの先部品発注ができないのも困ったものです。

結局、今ついているガイディングアームをきれいに掃除して

ベアリングだけ調整、交換して作業完了となりました。

トータル10カ月もかかってしまいました。

新品に負けず劣らずの輝きです(笑)

 

 

 

ポルシェ964 オイル漏れ修理

こんにちはアルファオートメカニックです。

今回はポルシェ964オイル漏れとの申告により入庫いただきました。

 

 

写真の通りバルブカバーの劣化によるものと判明。

 

※写真わかりにくいです・・・

 

この年式はカバー自体がマグネシウムでできており

軽量ではありますが耐久性に難があり

割れたり穴が開いてしまったりすることも多いです。

前回アップした944のタイベルカバーもマグネシウムによる腐食だったことをご紹介しましたね。

92年モデルから対策が施されたアルミ製のカバーに交換して無事作業終了です。

 

ポルシェ修理のご相談は

アルファオートにお任せください。

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ポルシェ356B オイル漏れ・ミッション修理

こんにちはアルファオートメカニックです。

ポルシェ356の「オイル漏れを直してほしい」というご依頼。

 

 

早速ばらしてみると、

おきまりのシンクロが破損、

 

 

バックギアの損傷と

 

 

ミッションオーバーホールの必要がありそうです。。。

356のミッションはリア足回りをごっそりと取り外してからの大きな作業となります。

お客様には少しの間お預かりとなりますが、辛抱くださいませ。

 

ps:

先日からご案内していました、
ポルシェ964 カレラ4の販売予定だった車両は
https://www.channel-9.jp/alpha-auto-810-1/archives/429
売約済となりました。
たくさんのお問い合わせありがとうございました!

 

ポルシェのミッション修理のご相談もアルファオートにお任せください。

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ポルシェ 944 S2 水漏れ修理

こんにちは、アルファオートメカニックです。

今回はポルシェ944 S2の水漏れ修理のお話、

ラジエターサイドコアから水漏れが発生していました。

 

 

オーナーさん、水漏れを認識しつつも水道水を足しながら乗っていたようで、

 

 

写真のようにサーモスタッド内部が赤錆だらけに。

エンジン内部にも影響を及ぼしますので、水道水の継ぎ足しはNGで、

LLC不凍液を入れないといけません。

水漏れ時の応急処置として覚えておいていただくと同時に、

すぐに工場へご相談ください!

 

ラジエターの修理のご相談もアルファオートにお任せください。

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ポルシェ 930 ブレーキチェックランプ点灯

こんにちは、アルファオートメカニックです!

今回は、ポルシェ930のブレーキチェックランプ点灯のお話。

ブレーキの効き具合に問題なく、フルードの漏れなどもなく、

まったくもって問題がないはずなのになぜかチェックランプランプが点灯してしまう!

ということでご入庫いただき早速調査を開始。

 

 

ブレーキフルードのリザーバータンクを開けて、

フロートをチェックしてみると

浮きの役目をするフロートと傘をつなぐ真鍮の棒が刺さっている

「ゴム」

が劣化して、フロートが外れておりました。

 

 

 

通常はこんな感じ↓

 

 

 

 

つながるとこんな感じ↓

 

 

ゴムはブレーキフルードに強いとはいえ、

30年以上も経過すると劣化するものです。

こんな小さな部品ですが、点検・交換は必要ですね。

余談ですが、

ブレーキマスターシリンダー内にも同じくゴム製品を使用しております。

ブレーキマスターのゴムが劣化すると、

圧力が逃げてしまい、当然ブレーキの効きが悪くなります。

空冷ポルシェは特にこの辺り、点検・交換をお勧めいたします。

 

ポルシェのブレーキに関する修理・整備もアルファオートにお任せください。

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