ポルシェ911 3Lカレラ 各種整備・修理作業事例

 

こんにちはアルファオートメカニックです。

今回は、ポルシェ911 3Lカレラの整備修理事例です。

半年ほど前に購入された車両ですが調子が良くなくてということでお困りのところ、

弊社お客様を介してご入庫いただきました。(お客様同士お隣のマンションにお住まいということです)

 

 

早速、リフトに上げて点検するも相当なオイル漏れ、エンジンを降ろして開けてみたところ、

ロッカーシャフトの組間違いを発見、そこからオイルが漏れていました。。。

シャフトを抜き取り対策用のOリング付け替え、ロッカーシャフトの組み間違えを正しく組み直し、

ついでにオイルもれしやすいところのシール交換とクラッチもオーバーホールして一旦作業完了とします。

 

エンジンおろしたついでの追加作業↓

 

 

足回りのブッシュ交換。

 

 

それとブレーキキャリパーがフロントにボクスター用が、リアには964用キャリパーが換装されていて合わせてマスターシリンダーの容量を上げるために社外品の他メーカーのそれを流用されていました。これがステアリングラックブーツに干渉していてオイルが漏れていました。オイルが空っぽになる一歩手前でしたので危ないところ。いろいろ努力されたようですがこれは危ないです。

 

キャリパーがやはり大きい分それを補うためにレース用のマスターに変更をします。

 

それとガソリンポンプからの燃料漏れも。。。合わせて燃料ラインの総交換と燃料系をリフレッシュ。

これでしばらく様子を見ていただきながら、今後のメンテナンス計画を練っていきましょう。

お客様、これからもよろしくお願いいたします。

 

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