PORSCHE News and Reports

チャンネル9スタッフによる「ポルシェ探訪

ポルシェファンにとって、1990年代に幕を閉じた「993型」は特別な意味を持つ。それは、半世紀以上にわたり磨き上げられてきた「空冷水平対向6気筒エンジン」を搭載した最後の世代だからだ。その993が持つ、五感を刺激するアナログなドライビングフィールをそのままに、現代の最高峰テクノロジーと最先端素材によって“リマスター”するカリフォルニアの至宝、それが「ギュンターワークス(Gunther Werks)」である。

世界中のコレクターが熱視線を送るこの怪物ブランドの正規販売代理店契約を勝ち取り、日本への導入を果たしたのが、東京タワーの麓・東麻布に拠点を構える「オートダイレクト」。今回は、その出会いから、妥協なきモノづくりの本質、そして最新ラインナップまで、その全貌に迫る。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993

■ 2026年2月、運命の出会いから始まった電撃渡米

オートダイレクトとギュンターワークスとの物語は、2026年2月、ある「偶然の出会い」から幕を開けた。同社のスタッフがギュンターワークスの車両を目の当たりにした際、その美しさと、凄まじい完成度に言葉を失ったという。これはただのカスタムカーではない、自動車文化の歴史に刻まれるべき芸術品だ。そう確信し、すぐさまカリフォルニアの本社へとコンタクトを開始、CEOとマーケティング責任者との日本での面談にこぎつけた。

奇跡は重なる。時を同じくして、ギュンターワークス側も日本市場への本格進出を目論んでいたのだ。両者のパッションはシンクロし、話はトントン拍子に進む。わずか数日後、今度はオートダイレクトのチームがアメリカ行きの機内にいた。

到着した本社ファクトリーは、塵一つ落ちていない神聖な空間でありながら、格別なホスピタリティで彼らを出迎えた。現地での試乗、そして開発メカニックたちとの濃密な会話。言葉の壁を越え、肌で感じたのは「クルマづくりへの狂気的なまでの情熱」だった。この熱量を日本のエンスージアストに届けたい。その強い想いが実を結び、オートダイレクトは見事に日本の正規ディラー契約を勝ち取ったのである。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993ヘッドライト

■ 名前の由来に宿る「妥協なきNASAの精神」

アメリカ・カリフォルニアを拠点とする会社でありながら、なぜ「ギュンターワークス(Gunther Werks)」というドイツ名が冠されているのか。そこには、ブランドの根幹をなす深いリスペクトがある。

名前の由来となったのは、かつてNASA(アメリカ航空宇宙局)で活躍したドイツ人エンジニア、ギュンター氏。彼の「いかなるディテールにも妥協を許さないモノづくり」の精神、そして極限の機能美を追求する思考プロセスに深く感銘を受け、ブランド名として採用された。アメリカ生まれでありながら、ドイツ語の「Werks(工場・作品)」を頑なに変えない、それこそが、彼らのモノづくりに対する不退転の決意とプライドの現れなのだ。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993ワイドフェンダー

■ ポルシェ993を専門とした「究極のビスポーク・レストモッド」

彼らが手がけるのは、最後の空冷モデルである「ポルシェ993」のみ。オリジナルが持つ、あのダイレクトでアナログな操縦感覚を完全にリスペクトしつつ、現代のカーボンファイバー技術や3Dプリンティング、空力理論を融合させてさらなる高みへと進化させている。

ボディパネルのほぼすべては、超軽量・高剛性な最高品質のカーボンファイバーへと置き換えられ、ナローボディからグラマラスなワイドトレッドへと刷新。インテリアからメカニズムに至るまで、オーナーの要望に応じて一から仕立てられる完全なビスポーク(One & Only)であり、世界に二つと同じ個体は存在しない。

【車両の特徴とメカニカルスペック】

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993エンジンルーム

パワーユニット:
オレゴン州の銘門「Rothsport Racing」と共同開発した、4.0リッター空冷水平対向6気筒NAエンジン。最高出力430馬力以上、レッドラインは7,800rpm(タコメーターは9,000rpmまで刻まれる)。

 

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993シフトノブ

トランスミッション:
オリジナルの「Getrag G50」6速MTをベースに、完全にビスポークされたカスタムギヤレシオを組み込み、緻密でメカニカルなシフトフィールを実現。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993ワイドフェンダー 

シャシー&サスペンション:
トレッドを大幅にワイド化し、コンピュータ制御アクティブ・コイルオーバー・サスペンションを搭載。油圧式のノーズリフトシステムも完備。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993カーボンインテリア

超軽量設計:
カーボンを多用した結果、車重はわずか1,200kg以下(約2,677lbs)。現代のスーパーカーを凌駕する圧倒的なパワーウェイトレシオを誇る。

 

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993リア画像

■ 羨望のラインナップ:完売御礼、そして伝説の「ターボ」へ

ギュンターワークスのプログラムは、そのすべてが極めて厳格な限定生産である。

クーペモデル(限定25台):
伝説の始まりとなった、クローズドボディの「リマスタード」。すでに世界完売。

スピードスターモデル(限定25台):
フロントスクリーンを短縮し、圧倒的な開放感と美しさを手に入れたオープンモデル。こちらも世界完売。

そして今、世界中が満を持して注目しているのが、最新の「ターボモデル」である。
ポルシェの歴史が誇る、あの「フラットノーズ(スラントノーズ)」に大いなる敬意を払ったエクステリアデザインを採用。4.0リッターツインターボエンジンを搭載し、なんと「オーバー1000馬力(1000PS)」という、空冷の常識を完全に破壊するスペックを引っ提げて登場した。こちらは世界限定26台。手に入れることができるのは、世界で選ばれたわずかな一握りのオーナーのみとなる。

■ 世界でわずか「4つのルート」:日本での熱きプロモーション活動

ギュンターワークスが認めた正規の販売ルートは、地球上にわずか4つしか存在しない。
「アメリカ」「カナダ(北米)」「香港」、そしてオートダイレクトが統括する「日本」である。アジア、そして世界における日本の自動車文化の成熟度が、いかに高く評価されているかの証左と言えるだろう。

オートダイレクトは日本上陸後、精力的にその魅力を伝える活動を行ってきた。
まずは「ルフト東京(LUFT TOKYO)」にて、彫刻的な美しさを放つスピードスターを持ち込み、日本初のお披露目を敢行。その後、日本最大級の自動車の祭典「オートモービルカウンシル(AUTOMOBILE COUNCIL)」へ出展し、目の肥えた日本のコレクターたちを驚愕させた。

さらに、ギュンターワークスのCSO(最高戦略責任者)とCEOが自ら来日し、トレンドの発信地である東京・恵比寿にてポップアップイベントを開催。スペックだけでは分からない、ブランドの哲学や世界観をダイレクトに日本のファンへと植え付けた。

そして先日まで、東麻布のオートダイレクトショールームにて、世界限定25台の超希少車「993 クーペモデル リマスタード バイ ギュンターワークス」の実車を展示。特別なディーラーロードショーを行っていた。

Gunther Werks/ギュンターワークス ポルシェ993インテリア

■ 鍵を受け継ぐ、その未来へ

オートダイレクトが掲げるフィロソフィー、“Pass the Key(その想いを、未来へ手渡す)”。
ギュンターワークスが作り出す車両は、まさにその精神の具現化そのものだ。かつてのポルシェのエンジニアたちが紡いだ空冷の歴史と、前オーナーが注いだ情熱を、現代の最高峰テクノロジーというフィルターを通して、次の世代へ、そしてあなたの未来へと完璧な形で手渡す。

世界4大ルートの一つとして、日本の地に降り立ったギュンターワークス。空冷ポルシェの歴史の「その先」を体感したい方は、ぜひ東京タワーの麓にあるオートダイレクトの門を叩いてみてはいかがだろうか。そこには、数字やスペックだけでは語れない、真の自動車愛の結晶が待っている。

取材協力:オートダイレクト

記事:チャンネル9編集部

 

 

時代を超えて人々を魅了し続ける、空冷ポルシェ911。その価値は年々高まり、クラシックカーとして、走る芸術品としての領域に達している。
そんな空冷ポルシェの世界で注目を集めるのが「レストモッド」という文化だ。
“Restoration and modification”、すなわち修復と現代化の融合。オリジナル車両に敬意をもって、現代の技術や素材を惜しみなく投入し、パフォーマンスと快適性を向上させる。エンジンはよりパワフルに、ボディはより軽量に、そしてインテリアはモダンかつ芸術的になど。それは、過去と未来が交差する、唯一無二の一台を創る試みだ。この世界には、米国の「Singer」やアイルランドの「Gunther Werks」、英国の「RENNSPORT」など世界的価値を生み出しているショップがある。

今回は、英国のRENNSPORTの日本における販売協力を担い、自社のラインナップに加えた「株式会社オートダイレクト」の麻布ショールームを訪ねた。我々の探訪は、東京タワーの麓から始まる。

 

“Pass the Key” ― 歴史を未来へ手渡す場所

港区麻布。洗練された空気が流れるこの地に、オートダイレクトのクラシックショールームは静かに佇む。
扉を開けると、ポルシェを題材とした絵画と共に、一台のナローポルシェが我々を出迎えてくれた。

オートダイレクトクラシックショールーム

同社がクラシック部門を立ち上げてから10年以上の歳月が流れる。掲げるフィロソフィーは「Pass the Key」。それは単に車のキーを渡すのではなく、世代を超えて愛されるクラシックポルシェの価値、歴史、そしてオーナーたちの想いを、次の世代へと手渡しで繋いでいくという固い決意の表れだ。この哲学があるからこそ、彼らは単なる販売店ではなく、文化の継承者として多くのポルシェ愛好家から信頼を寄せられている。

ポルシェ911ナローの中古車

そんな彼らが、次世代へ手渡すべき至宝として選んだのが、英国のRENNSPORTということになる。

 

英国発、930の美学を再構築する「RENNSPORT」

Porsche930targa RENNSPORT

RENNSPORTは、主に930型のクーペとタルガボディをベースに、レストモッドを仕立てる英国のスペシャルな集団だという。今回、オートダイレクトのショールームでは、その貴重な作品、930タルガをベースにしたRENNSPORT製レストモッドが、2台も展示されていた。日本国内において、この芸術品を2台同時に見比べ、その世界観に浸れる機会は、そうはないだろう。

一台はガルフブルーの外装にオレンジのメーターと相まってスポーティな雰囲気を醸す930型タルガベース右ハンドルの一台。

ポルシェ930タルガ RENNSPORTレストモッド車両

ポルシェ911Targa RENNSPORTレストモッド

ポルシェ911Targa RENNSPORTレストモッドオレンジメーター

 

対照的にストーングレー外装にハリスツイードとベージュレザーでモダンな内装が落ち着いた雰囲気の930型タルガベース左ハンドルの一台。

porsche930targa RENNSPORT

こだわりの左ハンドルは、ドナー車両をドイツから輸入して仕立て上げた一台だという。

ともにクラシカルな雰囲気を色濃く残しつつ、アグレッシブで現代的なパフォーマンスを予感させるオーラを放つものの、その個性は全く異なる。これこそが、顧客一人ひとりの夢を形にするレストモッドの真骨頂といえる。

残念ながら、我々が訪れた時点で既に一台は新たなオーナーへと嫁ぐべく商談が進んでいるとのことだった。しかし、運が良ければ、この2つの魂が並び立つ瞬間に立ち会えるかもしれない。

空冷ポルシェという不変の価値に、英国のクラフトマンシップと現代技術が注ぎ込まれたRENNSPORT。そして、その一台に込められた物語を、次の世代へと繋ぐオートダイレクト。東京タワーの麓で出会ったのは、単なる車ではなく、ポルシェ文化の未来そのものだった。

 

 

今回取材させていただいたお店

ショップ名:株式会社オートダイレクト
住所:〒106-0044 東京都港区東麻布1-13-2‐101
電話番号:TEL:03-5573-8777
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日、第二・第四日曜日
ホームページ:https://www.auto-direct.jp/

 

レストモッドされたポルシェ911の中古車をお探しの方

ポルシェ中古車検索サイト「チャンネル9」は日々リアルタイムに中古車情報が更新されています。

最新のレストモッドされたポルシェ911をお探しの方は、以下リンクよりご覧ください。

ポルシェ911の中古車情報>>

2020年に日本での発売が開始された、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」。デビューから5年を経て、中古車市場にも魅力的な個体が増えてきて、現実的な選択肢として注目されている。
今回は、一般的なジャーナリストの試乗記や評論とは一線を画し、よりリアルな声を聞きたく話を伺ったのは、自らがタイカンを所有し、その魅力に深く魅了されたポルシェショップの代表。日々タイカンを駆るオーナーであり、様々なポルシェを取り扱ってきたプロフェッショナルだ。
タイカンとの出会いから、オーナーだからこそ語れるリアルな魅力と実用性、そしてオススメの中古車のモデル、EVの今後についてフランクに語っていただいた。

 

ポルシェタイカンベースモデル中古車の横画像

 

目次

 

 

<タイカンとの出会い>

ポルシェタイカンリアガーニッシュエンブレム画像

──タイカンとの出会いは、どのようなきっかけだったのでしょうか?

あるお客様から「パナメーラに乗り換えたい」とご連絡いただいたのが始まりです。もともと複数台お持ちの方で、その中の一台だった「タイカンターボ」が最高に良いと、そればかり乗っていたそうなんです。

でも、そうすると走行距離が伸びてしまうのが嫌で、なんと普段乗り用にベースグレードのタイカンをもう一台買われたんですね。ただ、ご自宅の充電器が一つしかなく、結局不便になってしまって(笑)。そこでうちのパナメーラ S E-ハイブリッドを見つけて、ご連絡をいただきました。

話はすぐまとまり、私がパナメーラを納車に伺って、下取りのタイカンに乗り換えて自走で帰ってきたのが、初めての出会いです。

──初めてのタイカン、いかがでしたか?

それが、もう衝撃でした。ベースグレードの2WDモデルだったんですが、とにかく走りがすごくて!

EVの鋭い加速、回生ブレーキの効き、エアサスの乗り心地、静粛性、モーターの音…すべてが新鮮で、「なんだこりゃ~!」「すげー!」って、一人で興奮しっぱなしでしたよ。

正直、それまで私はアンチEVだったんですが価値観が180度変わりました。「これは面白い!」って、一瞬でタイカンの虜になってしまいましたね(笑)。

 

 

<タイカンとの早すぎる別れ(笑)>

ポルシェタイカン中古車 リア画像

──衝撃的な出会いを果たしたタイカンですが、すぐに手放してしまったとか?

そうなんですよ。本当は、これからじっくり乗ってタイカンという車を徹底的に勉強しようと思っていたんですけどね。

仲の良い911乗りのお客様に「面白いクルマ、入りましたよ」って連絡したんです。その方は最初、「タイカンは大きいから、うちの奥さんには無理だよ」なんて言ってたんですが、ちょうど911の車検の打ち合わせもあって、お店に来てくれて。

そこで実車を前にいろいろとタイカンのこと説明差し上げたら…どうやらすっかりタイカンにほれ込んでしまったみたいで(笑)。「今乗ってる911、下取りはいくら?」って話になったんです。そこからはもう早かったですね。あっという間に乗り換えが決まってしまって、私がタイカンを深く知る間もなく、売れてしまいました。

 

 

<タイカンを乗り漁る(笑)>

ポルシェタイカン4 クロスツーリスモの中古車画像

──最初のタイカンをすぐに手放され、そこからどうされたのですか?

いやあ、無くなると余計に欲しくなっちゃって(笑)。そこから本格的に調べ始めました。メーカーサイトはもちろん、YouTubeもたくさん見ましたね。特にジャーナリストの五味さんの動画は、すごく分かりやすくて参考にしました。

で、次に選んだのが、ベースモデルのエアサス付き、スポクロ付モデル。名古屋のオートオークションで購入して、自走で帰ってきました、埼玉まで約400kmのドライブはもう快適そのものでしたね。エンジンとは違ってモーターの加速ラグはないし、踏めば踏むほどに加速するから、アクセルを抑えながら走るのに疲れる(笑)。エアサスもフワッとせずほどよくカチッとしていて抜群の乗り心地で。フル充電状態で出発してエアコンとかも普通に使いながら特に節電もせず帰ってこれたから電費も良い。ま~、ポルシェのEVに圧倒されっぱなしでしたよ。

──その後タイカンを数台乗り継いでこられたようですが?

そう。次に乗ったのが3台目となる「タイカン4クロスツーリスモ」、ベースモデルに比べて少しパワーのある4WDのワゴンです。私は911でも空冷時代から4WDが好きなんだけどEVの鋭い加速をポルシェの4WDとPASM付エアサスがしっかり受け止めてくれるあの安定感は良いですね、「やっぱりポルシェはすごいな」と改めて感心しました。

次に、4台目となるタイカンに選んだのは「タイカンターボ」。0-100km/hを2.7秒っていう加速を味わってみたくて乗り換えてみたんだけど、加速はすごい!の一言です。4WDだから抜群の安定感で、いざっ!て時の加速も安心です。

まだまだ続くのですが、5台目は「タイカン4S」に乗りました。これはスポーツセダンのモデルです。ターボには劣るものの十分なパワーとターボに勝る電費効率で考えると、これまで乗った中で一番バランスの取れた良い車でした。

 

 

<タイカンの頂点!? ターボSに乗る>

ポルシェタイカンターボS中古車の画像

──ここまですでに5台のタイカンに乗ってこられましたが、頂点となる一台に出会ったようですね

ええ(笑)、仕事上、日々オートオークションをチェックしているのですが、九州のオークション会場に一台とんでもないのが出てきたんです、「ターボS」迷いなく買ってしまいました(笑)。

──タイカン ターボSは、やはり別格でしたか?

そうですね、次元が違うクルマでした(汗)。オーバーブースト時のパワーなんて、タイカン4の倍以上、0-100km/hで2秒以上の差がありますからね。異次元の加速に、最初は本当にたまげました。

ただ、それ以上に「すごい!」と思ったのは、その途方もないパワーを支えるシャシーと足回りの素晴らしさです。4WDはもちろんなんですが、リアアクスルステアリングやPDCC、PASM付エアサスといった電子制御が、あのパワーを安心して踏み抜けるように制御してくれるんです。正直、これがないと危ないですよ(笑)。ターボSには必要不可欠な“安全装置”とも言えますね。

 

 

<オススメのタイカン中古車は>

ポルシェタイカン中古車のパッセンジャーディスプレイ画像

──様々なモデルに乗り継がれてきましたが、ずばり、オススメのタイカンはどのモデルですか?

正直どれもオススメです!どのモデルも本当に魅力的ですから(笑)。
ポルシェの真髄、走りの凄さを体感したいなら、文句なしに「ターボS」です。ただ、価格や維持費を考えると、誰もが気軽に手を出せるモデルではありません。その点、中古価格が600万円台からあるベースのタイカンは、4WDにこだわりがなければ非常にコストパフォーマンスの高いモデルだと思います。4WDの安心感が欲しいなら、スポーツセダンのタイカン4もタイカン4クロスツーリスモも素晴らしい選択です。

──その上で、あえて一台タイカンを中古車で選ぶとしたら?

私の個人的なベストバイ、という視点でお話しするならスポーツセダンの「タイカン4S」ですね。
理由は、やはり4WDであることと、パフォーマンスと電費と価格のバランスが取れている点です。

そして、もし4Sの中古車を探すなら「リアアクスルステアリング」「PDCC」「PSCB(ポルシェ サーフェスコーテッド ブレーキ)」などのオプションがついている個体はお勧めです。ただ全部揃っていたらターボ並みの価格にってしまうかもしれませんね。

それと、個人的にはガラスルーフは装備されていない方が私は好みですね。

 

 

<EVの今後について>

ポルシェタイカン中古車のメーターパネル

──最後に、EVの将来性と今後のビジネスの展望についてお聞かせください。

もちろん、私はガソリンエンジンのポルシェが大好きなので、今後も変わらず販売していきます。ただ、それ以外の車に関しては、間違いなくEVが中心になっていくでしょうね。すでにFIATやBMW、ボルボといった各社のEVを仕入れて、日々研究しています。

──EVが主流になるとお考えなのですね。

はい、そうなっていくのかなと。理由はシンプルで、お客様にとっても我々車屋にとってもメリットが大きいから。まず、構造がシンプルなので、維持や整備のコストと手間が格段に少ない。

エンジン音がない代わりに、電源ONで静かにスッと走り出すのも、スマートで近未来的ですよね。一度だけ故障でディーラーに持っていったら「システムアップデートで直ります」って。もう車もスマホやPCの仲間なんだなと驚きましたが、新しい時代の体験でしたね。

そして、日々のランニングコストが安いところもポイントです。使い方にもよりますが、今の時代、電気代はハイオクガソリンよりずっと安く済みます。新車の補助金を使えば充電設備購入のハードルも下がりますし、税金面でのメリットもありますので「買いやすい、乗りやすい、維持しやすい」というのは大きな強みです。

「充電インフラが心配」と言われますけどそれもわかります。そんなにはいないと思いますが、毎日遠出をするなんて人にとっては、充電インフラを気にしながら出かけるっていうのは煩わしさもあるかもしれませんね。ただ、自宅や職場で充電できる環境のある人にとっては日常使いではほとんど困らないのではないでしょうか。住んでいる場所やライフスタイルが合えば、EVを取り入れることをオススメします。

──EV選びの楽しさについてはいかがですか?

そこも面白いポイントで、EVは無個性だと思われがちですが、メーカーごとの味付けは全く違います。BMWはBMWらしい走りをイメージできる、ポルシェはやはりスポーティー。色々乗ることで、逆にそれぞれの魅力が際立ちます。

もちろん、ポルシェオタクの私は、結局「タイカンがいいな!」ってところに落ち着くんですけどね(笑)。でも、お客様の好みは様々です。だからこそ、今のうちからあらゆるEVに触れて、それぞれの特性を深く理解し、的確なアドバイスができるようになれたらなと。

日本人は、隣の家の人が乗り始めたら一気に普及すると思うんですよ、EVが。その時に備えて、今は猛勉強中です(笑)。

 

 

今回取材させていただいたお店:

「ポルシェはほんとにすごい車です!」
そう語るのは、ポルシェへの愛が溢れるショップ「ウィズ」の社長、関根さん。その言葉通り、空冷911から最新モデルの992、カイエンやマカン、パナメーラまで、ポルシェなら何でもおまかせで、趣味が講じてポルシェを販売し、気づけばまもなく20年、ポルシェに魅了され続けている。そんな社長が今、夢中になっているのがポルシェ初のEV「タイカン」。ベーシックモデルから驚異的な加速を誇るターボSまで、わずか1年で6台のタイカンを乗り継いで都合15,000kmを走りこんで得た魅力やリアルな感動を、日々訪れるお客様へ伝えているという。自他ともに認める「タイカン&EVオタク」の熱い話を聞きに、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろう。展示場にはポルシェのほかに、BMW、ボルボ、フィアット、アバルトなど最新のEVも展示中とのこと。ちなみにスピード鈑金でおなじみの「カーコンビニ倶楽部」を併設。どんな車でもクィックな修理に対応してくれる。

ポルシェショップウィズの店舗画像

ポルシェショップウィズ蓮田の店舗画像

ショップ名: 有限会社ウィズ
住所: 〒349-0121 埼玉県蓮田市関山 1-6-27
電話番号: 048-764-0185
営業時間: 9:30~19:00
定休日: 水曜日
ホームページ:

https://www.with1168.jp/


ポルシェタイカンの中古車をお探しの方

ポルシェ中古車検索サイト「チャンネル9」は日々リアルタイムに中古車情報が更新されています。

最新のポルシェタイカンをお探しの方は、以下リンクよりご覧ください。

ポルシェタイカンの中古車情報>>


 

 

 

とあるポルシェ屋さんで久しぶりに手にした雑誌。

1952年の創刊から実に70年をポルシェとともに歩み続けてきた

「クリストフォーラス(CHRISTOPHORUS)」

402号の前書きに、

「歴史にしがみつくだけではなく、一緒に前進していくこと」

「アイデンティティや進路を維持しながら、新しいものを創造し、取り入れていく、それがポルシェの流儀・・・」

 

ポルシェのアイデンティティを忠実に守り続けた結果、創刊70年を迎えさらに進化する、

70年を超えて勢い衰えない雑誌ってすごいな。

「継続は力なり」

ポルシェ探訪記事も見習わねば!

と思った次第です。

 

クリストフォーラス(CHRISTOPHORUS)

webサイトはコチラ↓
https://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/christophorusmagazine/

先日のidlersで走ってたレーシングなポルシェ達!

IMG_2063

IMG_2074

IMG_2080

IMG_2094

IMG_2122

IMG_2128

IMG_2133

IMG_2139

IMG_2157

IMG_2164

IMG_2194

IMG_2214

IMG_2257

IMG_2258

IMG_2271

IMG_2281

IMG_2291

IMG_2360

IMG_2366

IMG_2375

IMG_2544

IMG_2548

IMG_2560

IMG_2561

IMG_2580

IMG_2875

IMG_2910

IMG_2912

IMG_2923

IMG_2927

IMG_2931

IMG_2933

IMG_2935

IMG_2946

IMG_2950

IMG_2958

IMG_2972

IMG_2978

IMG_2986

IMG_3006

IMG_3013

IMG_3017

IMG_3020

IMG_3033

IMG_3035

IMG_3046

IMG_3050

IMG_3055

IMG_3057

IMG_3085

IMG_3089

IMG_3104

IMG_3137

IMG_3158

IMG_2053

それぞれが個性的で独創的!

カラーリングやカッティング、
ワイド化やビッグウィング、ダックテールにカレラウィング、
バンスポも様々に・・・
いろんなスタイリングを見ることが出来ました!

カスタム、ドレスアップ、カッティングデザインの参考にもなりそうです!

それにしても美しいポルシェばかりです!

header

300psオーバーの超高級スポーツカー「ポルシェ」。

なのに、人気がいまひとつ・・・

今回の特集「ポルシェ996はイケてるポルシェである」

ポルシェ996は市民権を得れるのか??

是非とも996の魅力を再確認してもらいたいんで。。。

チャンネル9はポルシェ996、推しです!!

それではご覧ください!!

↓↓↓
「ポルシェ996はイケてるポルシェである」

茨城のポルシェ専門店「ラビットコーポレーション」さん主催、
 ポルシェ911ツーリングにチャンネルナイン編集部も同行させていただきました!

あいにくの天気となりましたが過去最高の70台を超えるポルシェが集合!
迫力のツーリングとなりました!

後日ツーリングレポートはアップさせていただきますが、
一足お先に

「ポルシェの足元拝見いたします」

レポートをアップさせていただきます!

【ポルシェ 997】
今回のツーリングでは1台を除き全て純正ホイール装着!
997以降メーカーオプションでの選択肢が大幅に増えたことも理由の一つでしょうか。

IMG_6038
そんな中、
「YOKOHAMA RZ-DF」を装着。
RS純正?と思いきやのさり気なさがGOOD!
GT3RSがさらに引き立つスタイリッシュなデザインですね!!
唯一の社外ホイール装着車輛でした!

IMG_6051
こちらは純正GT3RS19インチホイール。
RSテーマカラーであるオレンジ/ブラックはやはり抜群のカラーコンビでした!

IMG_6141
そしてこちらはGT3純正19インチ。
ホワイトボディにシルバーホイールはスタンダードでありながらやはり上品!

IMG_6110
最後は997カレラS
ターボ用ホイールへ履き替え。
サイドデカールとリアウィングでよりスポーティな印象でしたね!

【ポルシェ 996】
今回のツーリングのエントリー台数No1だったようにも思います996。
ホイール装着率No1は純正メーカーが多いものの
カラードやターボホイールへアップグレードなど個性が見られました!
type996のカスタムはボディカスタム含めて熱い予感がいたします!

IMG_6076 IMG_6116 IMG_6041 IMG_6127

 

IMG_6130
エンケイで19インチにサイズアップするも車高調で絶妙なセッティング!
GT2ルックな996ターボ、素敵でした!!

IMG_0033
ゲンバラレーシング19インチ! こちらかなりレア?!

IMG_6062
ホイールメーカーはどこでしょう? 情報不足ですみません。
EURスポーツエアロに同色キャリパーペイントもGOODだったので
掲載させていただきました!

IMG_0058
ラビットさんデモカー、997バージョンの996には
997用ターボホイールをオレンジにカラード!
ローダウン強化サスとセットで素敵なシルエットに!

IMG_0053
こちらも997仕様の996カレラ!、とってもかっこよかった~!
ノーマルホイールをシンプルなホワイトでカラード。
程よく下がったeibach強化サスとのコンビネーションはGOOD!

【ポルシェ 993】
今回の参加車輛のなかで社外ホイール装着率No1!なtype993。
WORK、SSR、BBSなどでほぼ半数以上の装着率かもでしたね。

IMG_6113 IMG_6138 IMG_0056 IMG_0066 IMG_0072 IMG_0085 IMG_0093

 

IMG_6096
人気の高いWORK/ブロンバッハ!
シルバーカラーはシンプルなホワイトボディをさらに上品に見せますね!
それでいてメッシュデザインがスポーティでやはりかっこいーです!
18インチ×クアンタム車高調との組み合わせ。

IMG_6100
こちらもWORK/ブロンバッハ!
パステルイエローボディにコントラストのはっきりとしたブラックをチョイス!
18インチにローダウンと相まってよりスパルタンな足元に!

IMG_6055
お次はWORK/マイスター
オバフェンポルシェにマストなホイールですね!
ポルシェのレースでも装着率高いです。
GT2レーシング仕様なこのおクルマにベストマッチでした!

IMG_0068
続いてはSSR。
このメーカーもWORKに続いて人気のメーカーでした!
クアンタム車高調とのコンビネーション、シルバーカラーの18インチでまとまってます!!

IMG_0044
こちらBBSスポーツクラシック2 18インチ。
車高はそのままに落ち着きのあるおしゃれなボディカラーとの組み合わせ。
とっても気品あり!!
なのにきれいに撮影できなくてごめんなさい・・・、だって大雨だったんですもん。

IMG_0082
最後はBBS LMゴールド!
同色であしらったサイドデカールもポイントでした!

【ポルシェ 964】
こちらのカテゴリーも今回のツーリングではほぼノーマルホイールは少なく、
インチアップ、車高調、加えてワイド化が定着か。

IMG_6034 IMG_6045 IMG_6069 IMG_6150 IMG_6049 IMG_6146 IMG_6104 IMG_6089

 

IMG_6058
SSR18インチ×H&R車高調キット装着。
さらにスーパーワイド化された一台!!

IMG_0039
RUF18インチにローサスペンション!
往年の名作ホイール、964にはしっくりくるデザインですね!

IMG_0062
ターボ3.6用スピードラインホイール!
ラビット隊長駆るモンスター号です!
964RS用サスペンションとのコンビネーション!
うん、やっぱかっこいー!

IMG_0075
WORK/RTR(WORK/ラビット共同制作)18インチ!
定番デザインをラビットアレンジによるオリジナルホイール?!
詳しくはショップまで。(笑)

【ポルシェ 930&911】
ほぼノーマルアロイホイール、オリジナルのポルシェを楽しまれているのでしょうね!
終始快調なドライブを楽しまれていたご様子!

IMG_6084 IMG_6047 IMG_6119 IMG_6081

 

IMG_6123
きれいなブルーの930発見!
雨の中のドライブ中、撮影車両に笑顔でお応えいただきました!
ありがとうございます!

IMG_6107
WORKかな??
きれいにカスタムされた930!
同色ペイントでしたよね?(大雨の中撮影だったのでカメラマン自信なし・・・)
エアロもばっちり決まってました!

 

【取材後記】
メーカー純正(オプション含む)ホイール装着が全体の4割程度。
その中で、ボディ同色やあえて真逆のカラーリングで塗装したカラードホイールで個性を出されていました。
社外ホイール装着率No.1は「WORK」。ブロンバッハ、マイスターでほぼ占められてました!
続いてSSRも人気!特にワイド化された964にはWORK、SSRはマストアイテムのようです!
インチアップした車両の大半は車高調でダウンサイズを調整しどれも足元はまとまっていたように感じます!走りを強化する意味でも特にポルシェには車高調をチョイスするユーザーが多いようですね。ホイールや足回りのチョイスで思案中のユーザー様、ぜひ参考にしてみてください!
今回は70台を超えるポルシェを前にいろいろな足元を拝見することができました!
ご協力いただいたポルシェオーナー様、
ラビットコーポレーションさんhttp://www.rabbit-car.jp
どうもありがとうございました!!

primage