【ポルシェ探訪】打倒911。「EUR SPORTS」が放つ、718ボクスター&ケイマン用ワイドボディキットの真髄
- 2025年12月13日
- ポルシェ探訪

718ボクスター・ケイマンのポテンシャルを、視覚的にも、そして存在感としても「911を超える」領域へと引き上げるボディキットが完成した。
大阪に拠点を構えるポルシェ専門店ガレージエウル。同社が展開する「エウルスポーツ(EUR SPORTS)」から、718用エアロキットが登場。
今回はその圧倒的なスタイリングと、細部に宿るこだわりの数々を探訪する。
コンセプトは「911より格好よく、シャープに、そしてグラマラスに」
718用ボディキットの開発にあたりエウルスポーツが掲げたコンセプトは非常に野心的で、「ポルシェ911よりも格好良く、シャープかつグラマラスにできるか」という挑戦、いかに車体を大きく見せ、フェンダーの膨らみを強調した迫力あるデザインに昇華できるか。開発陣が試行錯誤を重ねた結果、生まれたのは「異次元の迫力」を纏った一台だった。


全幅+11cmのワイド化。計算された4点キット
今回のエアロキットは、以下の4点で構成されている。
・フロントバンパースポイラー
・サイドステップ
・リアバンパーアンダースポイラー
・オーバーフェンダー



このキットを装着することで、全長は5cm長く、全幅は11cmワイドになる。 が、実車を前にすると不思議なほど違和感がない。それは、元々のボディラインとエアロのラインが有機的に繋がり、あたかも最初からそうであったかのような一体感を持っているからだ。「コンパクトに設計しつつ、大きく見せる」というデザインマジックが具現化されているように感じた。
足元を引き締める、専用設計のブラックホイール

ワイドボディにフィットするオリジナルホイールをオプションで用意している。サイズはフロント:9J、リア:11Jの太いリム。この極太サイズを受け止める迫力のブラックホイールは、ワイド化されたフェンダーとのツライチ具合も絶妙。ブラックにカラーリングされたホイールはどんなボディカラーにも相性が良く、専用設計だからこそ出せる「本物」の佇まいがそこにある。
精巧なクォリティと高い精度を誇るフィッティング

アフターパーツのエアロキットといえば、取り付け時に加工が必要なケースも少なくない。しかし、エウルスポーツのキットは、「一台一台、現車合わせをしなくてもフィッティングする」というほどに精巧に作り込まれているということだ。精度の高さこそが、長年ポルシェと向き合ってきたガレージエウルのプライドということだろう。


このワイドボディ仕様の718はコンプリートされた状態で購入することが特にお勧めだという。車両費からボディキット、取り付け費用までをオールインワンにすることでトータル費用をグッと抑えることができ、さらには「公認車検」を取得して納車される。保安基準をクリアした状態で、安心安全に公道を走れるという付加価値がついてくる。
718の持つライトウェイトな魅力を損なうことなく、スーパーカー顔負けの迫力を手に入れるエウルスポーツのエアロキット。コンセプト通り911の格好よさに負けず劣らずなディテール、唯一無二の718を求めるオーナーにとって魅力あるボディキットではないだろうか。
今回取材させていただいたお店
ショップ名:ガレージエウル
住所:〒580-0011大阪府松原市西大塚1-202-1
電話番号:TEL:072-333-9110
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
ホームページ:https://www.g-eur.jp/
