とても綺麗な964ターボが不具合入庫

とても綺麗なルビーストーンレッドの964ターボが高速走行時
エンジンより白煙&オイル漏れにて入庫致しました。
確かに、吹いたエンジンオイルがリヤスポイラーの下部あたりまで飛んでいます。
ダメージ大きいか???

リフトでエンジンを確認したところ、1~3バンク側が全体的にオイルが付着しています。
これから故障探求していきます。
エンジンは、綺麗なノーマル状態を保っています。
大事になっていなければ良いのですが・・・

唯一無二の存在感を放つRWB(RAUH-Welt Begriff)仕様のポルシェ。
その大胆なワイドフェンダー、車高を落とした低いスタンス、そして唯一無二のカスタムボディに魅了されるポルシェファンは少なくありません。
しかし、見た目のインパクトとは裏腹に、RWB車両の真価を発揮するには中身”のコンディション管理が不可欠です。とくに空冷エンジンを積む911モデルでは、エンジンオーバーホールの重要性が年々増しています。
このブログでは、RWB仕様のポルシェを所有・検討している方に向けて、なぜエンジンオーバーホールが重要なのか、その理由と対応策を詳しく解説します。
RWBとは?その魅力と哲学

RWB(RAUH-Welt Begriff)は、日本のカスタムビルダー・中井啓氏が手がける世界的に人気のポルシェチューナーです。
そのスタイルは唯一無二で、過激とも言えるオーバーフェンダーやエアロデザインが特徴です。しかし、それらはただの派手さではなく、“走りと美学を両立させるための哲学”に基づいて設計されています。
RWBは「完成品ではなく、オーナーと共に創り上げる作品」と言われます。つまり、オーナーの価値観とライフスタイルを反映した1台が完成するのです。
RWB仕様ポルシェとエンジンコンディションの関係

なぜオーバーホールが必要なのか
RWB仕様の車両は、空冷時代の911(930/964/993)をベースとしたモデルが多く、30年以上前の車体がベースになることも珍しくありません。
走行距離や整備歴にもよりますが、すでにエンジン内部の摩耗や劣化は避けられない状態にある車両も多いのが実情です。
エンジンに不調が出始めてから手を打つのでは遅く、オーバーホールを予防整備の一環として実施することが理想的です。
RWBという外装のインパクトを裏切らない走りを維持するためにも、エンジン内部の信頼性を高めることが極めて重要なのです。
よくあるトラブルと予兆
- オイル消費の増加・白煙の発生
- オイル漏れ(特にスルーボルトやシリンダーヘッド周辺)
- アイドリングの不安定さ
- 加速時のノッキングや息つき
- 異音や振動の増加
これらの兆候を放置すると、最悪の場合、エンジンの焼き付きやクランク損傷といった重篤なトラブルにつながるリスクもあります。
RWBポルシェにふさわしいエンジンオーバーホールとは

当店での施工事例とこだわりポイント
当店では、空冷ポルシェのエンジンオーバーホールを数多く手がけており、RWB仕様車両の対応も可能です。
以下のようなポイントを重視しながら、RWBの世界観にふさわしいエンジンリフレッシュを提供しています。
- 信頼性第一:ピストン・シリンダー・バルブ・クランクなどを徹底検査し、必要に応じて精密加工または交換
- パフォーマンスの再現:純正スペックを基準にしつつ、カムの選定や軽量フライホイールなどの対応も可能
- 外装と調和する仕上げ:エンジンルームまで含めて美しく仕上げ、RWBの外観と調和を取る
また、オーバーホール後には慣らし運転のサポートや、オイル管理、走行前点検など、長く楽しむためのアフターケアも充実しています。
まとめ|「走れるRWB」を目指すなら、まずはエンジンから

RWBポルシェは、ただのカスタムカーではありません。
オーナーの情熱と中井氏の哲学が融合した、“走るアート作品”ともいえる存在です。
しかし、その美しさと個性を本当に活かすには、エンジンという「心臓部」のコンディションがカギを握ります。
あなたのRWBを、真に走れる一台へと昇華させるために。
ぜひ一度、エンジンオーバーホールについて私たち専門店にご相談ください。
“エンジンオーバーホール“ ▶ ポルシェのエンジンオーバーホール詳細はこちら
“お問合せ“ ▶ お問い合わせ・施工予約はこちらから
プロモデットです!
最近依頼が多くなってきた、ポルシェ996のエンジンオーバーホール。
3.4リッターのエンジンです。

中古車価格が値上がりしていることも手伝ってか連続の修理です!
996エンジンの場合、3番、4番シリンダーの損傷も見られるのが特徴です、
正直、1番から6番までシリンダーが割れる可能性もあるようです。
原因については不明です。

こちらも996エンジン、
クランクケースを分解し、メタル交換施し、あとはくみ上げるだけです!

こっちは、ポルシェ997の3.8コンプリートエンジンが完成し、これからくみ上げます。

73カレラSのエンジンバラし。

73カレラSエンジンのオーバーホールと同時に奥のエンジンは、964エンジン!

こちらは、フォードエスコートに搭載のLOTUSエンジン、オーバーホール待機中。
最近車種問わずクラシックカーのエンジンオーバーホール依頼も多いです!
どんなエンジンでもご相談ください!
おおむね対応できると思います!
お問い合わせください。
以上、プロモデットのエンジンルームより中継でした。
小峰

水冷ポルシェの買取強化しています、
プロモデットです!
エンジンの買取に始まり、
エンジン不調でお困りの水冷ポルシェオーナー様
車両ごと買取させていただきますのでぜひご相談ください!
こちらは先日山形県のお客様より買取させていただいた
ポルシェ997、エンジン不調によりしばらく放置されていた車です。
処分に困りプロモデットにご相談いただき、山形まで積載車でお邪魔して
買取させていただきました。

2020年後半戦は特に水冷ポルシェのエンジンオーバーホール作業依頼が多く、
年末ぎりぎりまで作業進行中のエンジンでいっぱいです。

こちらはポルシェケイマン(987)のエンジンオーバーホール、
エンジン載せてまもなく納車となります。

ウェットブラスト加工済のエンジンですのでピカピカです!

こちらはオーバーホール作業を終えて、
車に乗せる前のポルシェ997の3.8エンジン。

ブラスト加工したエンジンはピカピカです!
今年もあとわずかとなりましたが、
来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします!
プロモデット 小峰

プロモデット小峰です。
「プロモデットオリジナルプレート」出来上がってきました!
本日より、ポルシェのエンジンオーバーホール(空冷・水冷問わず)をご依頼いただいたお客様へ、
プロモデットからささやかなプレゼントとして差し上げることになりました!
エンジンフードヒンジ近くのフレームへリベット固定。
キラッとさりげなく主張してください♪

PROMODET KOMINE ENGINEERING
HISAO KOMINE
の刻印入りのCertificate(証明書)。。。
安心で強いエンジンとともにお渡しいたします。
気に入っていただけたら幸いm(_ _)m
エンジン修理・オーバーホールお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 月曜日

昔から言われているインターミディエイトシャフトの問題、通称「インタミ問題」。
対象モデルといわれる996、997のカレラモデルについては、
プロモデットにも数多く入庫してきましたが、
これまでインタミの破損修理といった作業は一度も行ったことがありません!
壊れたという事例がなかったんです。
ユーザー様からは「インタミ対策してほしい」ということで、
予備整備として作業をしたことはありましたが、
何度も言いますが壊れたという事例はないんです(笑)
ですが、
先日関西の業者様から買取らせていただいたエンジンがまさにそれでした。
「なるほど~」と。(笑)

テンションのかかるシャフトの根元から折れている。
ベアリングのガタが原因で壊れるってことなので
対策部品に交換すれば問題はないということ。

↑上が対策用のベアリング。

ベアリングの厚み、ボルトの太さが違います。
インタミ問題について多くを触れるつもりはありませんが、
気になる方はいつでもご相談ください!
エンジン修理・オーバーホールお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 月曜日

今回も遠方よりご依頼いただきました
ポルシェ997エンジンオーバーホールのご依頼です。
早速エンジンをパカッと開いてみると、
すでに4番にはスリーブ加工が施してあった。
今回は6番シリンダーとピストンに損傷があるためここから音が出ていたとみられる。
左が4番シリンダー、右が6番シリンダー↓

右側6番シリンダー内に傷が入っていることがわかる↓

左から1番から6番ピストン↓

一番右側の6番ピストンがこれ↓

正直4番の不具合時に5番、6番も一緒に作業をしていれば2度もエンジンを開けることはなかったはず。
これは、ユーザーの希望だったのか(コストの問題で)、それとも作業した業者の配慮が欠けていたのか。(知識不足?)
2度エンジンをバラすということは費用も2倍近くなってしまうということ、なにより車を傷めてしまう。
それと、エンジンヘッドを開けてスリーブ加工しただけの作業っていうのはいかがなものか、
消耗品と呼ばれる部品交換とクリーニングはやっておきたいところだ。
で、当店で5番、6番ともにスリーブを新調することに。
もちろんいつも通りウェットブラスト洗浄、消耗品を新調、
モリブデン加工などフルフルオーバーホールしてお戻しさせていただく予定。
これで長く乗れる強いエンジンになったはず!
エンジンの不調や異音など不具合をお抱えのユーザー様、業者様お気軽にご相談ください。
しっかりとした知識と経験をもって対応させていただきます!
エンジン修理・オーバーホールお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 月曜日

ポルシェ専門店プロモデットからのご案内!
水冷911フルオーバーホールエンジンの販売をスタートいたします!
シリンダーの加工を主にフルオーバーホールしたエンジンは数知れず、
これまでの作業実績、ノウハウを凝縮した水冷エンジンとなりますので安心してご購入いただけます!


現在,
ポルシェ996 3.6エンジン
ポルシェ997 3.6エンジン
ポルシェ997 3.8エンジン
を在庫販売中です!!
価格は、
200万円(税抜き)
【販売条件】
故障しているエンジン本体を下取りに出せること
※クランキングするエンジンが前提となります
いずれもプロモデット小峰が丁寧に作業したフルオーバーホールエンジン!





ウェットブラストで洗浄し、新品エンジンのような輝きも取り戻せます!


※↑ウェットブラストで加工したエンジンとの比較(下:加工済)
遠方の方でプロモデットまで車を持ち込めない一般ユーザーの方、
お近くの修理工場でエンジン脱着作業を行えるように、
エンジン載せ替えのサポートもお電話でさせていただくことも可能です。
ぜひご相談ください!
ポルシェ水冷911エンジン販売についての詳細は
プロモデットホームページでご案内中です↓
http://www.promodet.co.jp/maintenance/sales.html
お気軽にお問い合わせ・ご相談ください!
プロモデットは、
空冷・水冷ポルシェのエンジンを買取いたします!
エンジン修理・オーバーホールもお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~19:00
定休日: 月曜日
ポルシェ専門店「プロモデット」では、ポルシェのエンジンを買取いたします!
水冷・空冷問わずお問い合わせください!
全国へ出張買取もいたします!
エンジン単体の買取~車体丸ごと買取も可能です!
不動となった部品どり用の空冷ポルシェについてもぜひご相談ください!

73 RSエンジン


930ターボエンジン

930ターボ クランクシャフト

水冷エンジン
ただいま多数オーバーホール中です!
中古エンジンをお探しの方も、ぜひ一度ご相談ください!
随時入庫しておりますのでぜひお声掛けを!!
プロモデットは、
空冷・水冷ポルシェのエンジンを買取いたします!
エンジン修理・オーバーホールもお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~19:00
定休日: 月曜日
ポルシェ911(997)エンジンオーバーホール依頼です。
業者様より「エンジンから音が出てる」と申告、お預かりし早速分解。




ヘッドを開けて見たところ

なぜか6番のピストンだけが新しい。↑
シリンダーには大きな傷が入っています。
下は4番・5番のピストン↓


シリンダーに傷が入っているけど、
ピストンは交換された形跡はなし。
要は、なぜか6番だけが交換されているかということ。
横から見たピストン↓

ピストン3本ともにひどい傷が入っています。
新品に交換したってシリンダーに傷が入っていてはピストン交換なんてなんの意味もありません、
きっと、その場しのぎのオーバーホールをされてしまったのでしょうね。

ストレーナーにはシール材が付着・・・

オイルパンにはエンジンオイルと削れたアルミカスが混じってグレー色に変色。
クランクケースにもアルミカスが入り込み最悪はエンジンが焼き付く原因となります。
モリブデン加工したピストンと鋳鉄のライナーへと交換、
ヘッドもステムシールの交換を行いきれいに仕上げてお渡しします。
安心のポルシェライフまでもう少しお待ちください!
プロモデットは、
空冷・水冷ポルシェのエンジン修理・オーバーホールも対応いたします。
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~19:00
定休日: 月曜日