PORSCHE News and Reports

チャンネル9スタッフによる「ポルシェ探訪

プロだからこだわる “匠の技” ~ポルシェガラスコーティング編~

納車する時に『ボディコーティングしますか?』とよく聞かれますよね。
中古車だし、どうせ汚れるし、やっても意味ないんじゃない?と思っている方(私も)、とんでもございません!
コーティングをする、しないでは全く違うモノになります。
では、いったいどう違うのか、ガラスコーティング施工を徹底取材!!

今回、ガラスコーティングするポルシェはこちら。
■ポルシェ964 カレラ2 施工前

一見すると綺麗に写っているポルシェですが、各部を拡大して撮影すると・・・

      

分かりますか?この小さなキズ。
走っているだけで意外にも小石などでボディを傷付けていることが分かりますよね。
ドアノブ辺りのキズ。これってどんな車でも出来るキズですよね…。

このようなキズがどう変わるのか!?
いよいよ施工に入ります!

【プロコーティング施工メニュー】
1、ボディチェック
・まずは車輌全体のキズ、状態を丁寧にチェックをする。
※すでに研磨をしている部分などを確認しながら丁寧にチェックし記録する。

2、足回り・ディテイルクリーニング
・ナンバープレート、開口部、細部の汚れ落としをする。
※細かい部分の汚れを素手で触りながら丁寧に落としていく。

※ホイール洗浄後は、汚れがつかないようにカバーをかける丁寧さがいいね!

3、洗車・鉄粉除去
・ボディ全体をシャンプー洗車し、洗車後さらに鉄粉の除去をする。
※シャンプー洗車で使用しているスポンジは、1週間以内に交換しているとの事。

※ポルシェは鉄粉が良く付着することが多いので、素手で触りながら落としていく。
鉄粉が付いた状態では研磨が出来ないし、コーティング後の見栄えが全く違うとの事。
この鉄粉落としがカギとなり、この技術は経験から得た匠の技。
この青い粘土で車体全体を探りながら丁寧に落とす、とても細かい作業。

※鉄粉を全て落としたら水分を完全除去。雫ひとつも見逃さず丁寧に拭き取る。

4、マスキング養生
・お客様が安心して作業を確認できるマスキング作業。
※ここまでやるのか、というくらい細かくマスキング。
隙間はもちろんだが、突起部分も丁寧に養生。

5、第一研磨
・キズの深さ、キズの状態を見てポリッシャー、パフ、コンパウンドを選択する。
・基本的にはシングルポリッシャ―にてキズ消し研磨をする。
※一面一面、状態を確認しながら丁寧に研磨かけている。

6、第二研磨
・第一研磨にて取り切れなかったキズ、第一研磨のバフ目を消す作業。
・基本的にはギヤポリッシャ―にて仕上げ下地研磨をする。
※ここまでの工程を約8時間掛けて行っている。

7、仕上げ研磨
・最終研磨にてすべてのキズを処理し、磨き上げる作業。
・基本的にはギア、ダブルポリッシャーにて鏡面仕上げをする。
※研磨だけで3回に分けて作業している、しかも全面に…。
繊細かつ丁寧に磨き上げるプロの技に驚きました。
研磨しただけでこの仕上がり!さすがです!!
(仕上がりの違いが分かりやすいように、わざとモノクロにしてます)

8、ガラスコーティング
・コーティング剤を作業手順に応じて乾燥時間を確認し施工する。
※コーティング剤を塗るスポンジがこんなに小さいものだとは思わなかったです…。
この小さなスポンジで一面一面丁寧に塗っていきます。
正直、根気のいる作業だなと思いましたが、職人の瀧澤氏はニコニコしながら作業されておりました(^^)
ポルシェが綺麗になっていく姿が楽しくてしょうがないとの事…プロですね 笑

9、定着確認
・コーティング部、艶、曇りの有無などの確認する作業。
※コーティング部は温度や湿度によって仕上がりが変わるので、自分の目で一面一面を確認しながら、
仕上げていました。塗ったから乾くまで待つ!ではないんですね。

10、プロルームクリーニング ※別途オプション
・専用の洗剤にて、洗浄・脱臭を行います。
※この専用洗剤もすごい、綺麗にしている内装でも意外と汚れはあるもので、またテカリも綺麗に拭き取ることが出来る。ハンドル、サイドブレーキ等はもちろんだが、エアコン口の奥まで行う徹底ぶり。

11、タイヤ艶出し・ガラスクリーニング
・タイヤ部分に艶出し、ガラスの磨き上げをする作業。

12、最終確認
・ムラはないか、汚れは落ちているのかなど最終確認をする。

ここまでが、今回のガラスコーティング施工となります。
1~12までの工程(本当は17工程ほどございます)すべてを終えるまで、頂いた時間は約2.5日間。
ここまで徹底的にやっているのだから、これくらいは掛かるでしょうね 汗

完了したビッカビカのポルシェがこちら
■ポルシェ964 カレラ2 施工後


施工前とは断然の違いですね!
落としきれない多少のキズはあるかもしれませんが、ほとんどのキズがすっかり消えておりました。
瀧澤氏の徹底した匠の技ですね!!

最後はお客様へご返却

【取材を通じて感じたこと】
まず、作業工程の多さと細かい作業に正直驚きました。
コーティング剤を塗るだけ!ただそう思っておりましたが、全く違っていました。
状態の確認から始まり、洗車、鉄粉除去、研磨、コーティング、その間にも乾燥や拭き取りなど、細かい作業がいっぱいある。そこまでするには、『お客様が大切に乗られている愛車ですから、落とせないかもしれないキズでも何とかトライして落とせた時にお客様からの感謝のお言葉、これがたまらなく嬉しいんです!』と瀧澤氏はおっしゃっておりました。
施工が完了した写真を見て頂ければお分かりになりますが、入庫時の状態とはまるで違く、とてもきれいな状態になりましたよね。コーティングする事により持続性も高まり美しい輝きのまま愛車ライフを堪能できることになります。愛車も絶対喜びますね!
プロだから出来る匠な技術力をあなたの大切な愛車へプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

今回、 “匠の技”を披露してくれたショップ
【T.N-CO.GARAGE 日本橋】
ホームページはこちら

alpha auto mechanic

今回取材協力してくれたポルシェショップ

【T.N-CO.GARAGE】

厳選された希少な911をメインに販売しているポルシェショップ。代表自ら何十台とポルシェに乗られてきた経験から自分が納得できるポルシェのみを提供している。ポルシェへの情熱、そして魅力あるポルシェを常に追求しているプロショップ。こちらのポルシェは展示車全てに瀧澤氏のコーティングをしてから展示している。お客様から『よくこんなにきれいな状態で残っているね!』とお褒めのお言葉を頂いているようです。ぜひショップへ遊びに行ってみてください。

ショップ情報:
〒106-0047 東京都港区南麻布1-12-7 エフィーナ南麻布1F
URL: http://911tn-co-gr.com/

 

 


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